善玉コレステロールで心臓病予防
心臓の病気の中でも死亡率が高いと言われている心筋梗塞。心筋梗塞は、心臓を取り囲む冠動脈の内側にコレステロールが沈着する事が原因で起こります。冠動脈の内側に沈着したコレステロールは動脈硬化を引き起こし、狭くなった血管に血栓が詰まることによって心筋が酸欠になります。酸素や栄養が行き渡らなくなれば心筋は死に、これにより心停止を起こし死に至ります。
ここで注目したいのが、そもそもの原因となるコレステロール。しかし、コレステロールの全てが悪いのではありません。血液中のコレステロールには、善玉コレステロールと悪玉コレステロールの2種類が存在し、動脈硬化の原因になるのはこの悪玉コレステロールです。悪玉コレステロールは、人体に普通に存在するものですが、増えすぎると動脈硬化などの問題を起こします。
一方、善玉コレステロールは血管を奇麗に掃除をする役割や血管を柔軟にする役割があり、動脈硬化を防ぐ働きがあります。しかし、とにかく現代人はこの善玉コレステロールが少ない。原因としては、肥満・運動不足・ストレス・肉食など、生活の悪習慣が挙げられます。となれば、やはりこの生活習慣を改善するのが善玉コレステロール増加の一番の近道でしょう。
善玉コレステロールは、有酸素運動をする事で増加すると言われています。有酸素運動を行うと、体内でLCATという酵素が働き、善玉コレステロールの合成を促します。目安としては、一日置きに40分程度の有酸素運動を心掛けると良いようです。なかなかやる気と根気が必要ですが、心臓病の原因を取り除き、健康な生活を送り続ける為には運動は必要不可欠です。
まずはウォーキングから始めてみるのも良いのではないでしょうか。